タップ,ダイス,下穴,加工,リーマ,転造,ねじ加工工具の種類など

 

ストレートシャンク/テーパシャンク/シャンク四角部



主として金属加工用として一般に用いるタップに関する用語について規定しているネジ加工工具用語(タップ)において、”b)タップの要素”に分類されている用語のうち、『ストレートシャンク』、『テーパシャンク』、『シャンク四角部』のJIS規格における定義その他について。

金属部品などのねじ加工用の工具であり、主に下穴にめねじを形成するおねじ形のネジ加工工具であるタップの、種類(構造、機能、用途、ねじの種類、製造方法、溝の形態などによる分類)タップの要素、タップの角、精度などに関連する用語として、ねじ加工工具用語-第1部:タップ(JIS B 0176-1)において、”b)タップの要素”に分類されているねじ加工工具用語(タップ)には、以下の、『ストレートシャンク』、『テーパシャンク』、『シャンク四角部』などの用語が定義されています。

ねじ加工工具用語-第1部:タップ(JIS B 0176-1)
⇒【b)タップの要素


分類: ねじ加工工具用語(タップ) > b)タップの要素

番号: 2085

用語: ストレートシャンク

定義:
円筒状のシャンク
(※1)
ストレートシャンク
ストレートシャンク

量記号(参考):

対応英語(参考):
straight shank


分類: ねじ加工工具用語(タップ) > b)タップの要素

番号: 2086

用語: テーパシャンク

定義:
円すい状のシャンク。
テーパシャンク
テーパシャンク

量記号(参考):

対応英語(参考):
taper shank


分類: ねじ加工工具用語(タップ) > b)タップの要素

番号: 2087

用語: シャンク四角部

定義:
ストレートシャンクの端部に付けた四角の部分(JIS B 4002
(※2) 参照)。
シャンク四角部・シャンク四角部の幅・シャンク四角部の長さ
シャンク四角部・シャンク四角部の幅・シャンク四角部の長さ

量記号(参考):

対応英語(参考):
square portion of shank,
driving square portion of shank


(※1)
シャンクとは、タップの柄部のことです(下図参照)。
使用に際してこれを保持します。
シャンク・シャンク径・シャンクの長さ
シャンク・シャンク径・シャンクの長さ

(※2)
JIS B 4002 は、以下のJIS規格になります。

JIS B 4002
ストレートシャンク部をもつ回転工具−シャンク径及びシャンク四角部の寸法

この規格では、主として手回し用のストレートシャンク部をもつ回転工具のシャンク径及びシャンク四角部の形状及び寸法について規定されています。