シャンク四角部の幅／シャンク四角部の長さ／突出しセンタ
主として金属加工用として一般に用いるタップに関する用語について規定しているネジ加工工具用語（タップ）において、”b）タップの要素”に分類されている用語のうち、『シャンク四角部の幅』、『シャンク四角部の長さ』、『突出しセンタ』のJIS規格における定義その他について。
金属部品などのねじ加工用の工具であり、主に下穴にめねじを形成するおねじ形のネジ加工工具であるタップの、種類（構造、機能、用途、ねじの種類、製造方法、溝の形態などによる分類）タップの要素、タップの角、精度などに関連する用語として、ねじ加工工具用語-第1部：タップ（JIS B 0176-1）において、”b）タップの要素”に分類されているねじ加工工具用語（タップ）には、以下の、『シャンク四角部の幅』、『シャンク四角部の長さ』、『突出しセンタ』などの用語が定義されています。
ねじ加工工具用語-第1部：タップ（JIS B 0176-1）
⇒【b）タップの要素】
分類： ねじ加工工具用語（タップ） > b）タップの要素
番号： 2088
用語： シャンク四角部の幅（※1）
定義：
シャンク四角部（※2）の対応する二面間の距離。（317）
量記号（参考）：
K
対応英語（参考）：
size of square
分類： ねじ加工工具用語（タップ） > b）タップの要素
番号： 2089
用語： シャンク四角部の長さ（※1）
定義：
シャンク四角部の長さ。（313）
量記号（参考）：
lK
対応英語（参考）：
length of square
分類： ねじ加工工具用語（タップ） > b）タップの要素
番号： 2090
用語： 突出しセンタ
定義：
機械加工及び測定においてタップを支えるために用いる所定の突出し部分。（215）
突出しセンタ
量記号（参考）：
−
対応英語（参考）：
external centre
（※1）
シャンク四角部の幅及びシャンク四角部の長さについては、以下の図を参照ください。
シャンク四角部・シャンク四角部の幅・シャンク四角部の長さ
（※2）
シャンク四角部とは、ストレートシャンクの端部に付けた四角の部分のことです（上図参照）。
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